データでヒット予報

【データで週末ヒット予報!】SF大作・AIが題材の作品の興収は?

2023-10-19更新

今週公開する作品をピックアップし、過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する、“データで週末ヒット予報”。今回は来週公開の作品から、こちらをご紹介します!

ザ・クリエイター/創造者   2023年10月20日全国公開 

監督・脚本:ギャレス・エドワーズ
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、渡辺謙、ジェンマ・チャン、アリソン・ジャネイ、マデリン・ユナ・ヴォイルズ 他
配給:ディズニー

『GODZILLA』(2014)、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2019)と、大迫力のSFムービーを世に打ち出してきたギャレス・エドワーズ監督の最新作。人類を滅ぼす兵器を生みだしたとされる“クリエイター”の暗殺に向かったジョシュアは、その先でAIの少女・アルフィーと出会う。そして“ある理由”から彼女を守ることを決意するのだが…。圧巻の映像美と世界観で繰り広げられるSFアクション大作。

 ザ・クリエイター/創造者  関連作品の興収は?

本作は、人類とAIが戦闘を繰り広げる場面をはじめとした大迫力の映像が印象的なSF作品です。そこでまずは、2010年以降に公開された主なSF大作(洋画)を見てみましょう。

ザ・クリエイター,渡辺謙.ジョン・デヴィッド・ワシントン,ディズニー

ほとんどの作品が興収10億円を超えており、『TENET テネット』(2020/興収27.3億円)、『レディ・プレイヤー1』(2018/興収25.5億円)、『オデッセイ』(2016/興収35.4億円)など25億円を超える作品もコンスタントに公開されています。各作品がこれだけの興収をあげていることからSFというジャンルそのものの時代を問わない人気の高さがうかがえますね。
また、本作で主演を務めるのはコロナ渦でも大ヒットを記録した『TENET テネット』で主演を務めて注目を集めたジョン・デヴィッド・ワシントンです。SF大作という共通点からも、今作も『TENET テネット』に匹敵するヒット作となるのか注目です!

次に、本作と同じく、直近10年でAI(人工知能)を題材にした作品の成績を見てみます。

ザ・クリエイター,渡辺謙.ジョン・デヴィッド・ワシントン,ディズニー

公開規模も小さめで、興収未発表の作品が多いです。しかし、『アフター・ヤン』(2022)や『エクス・マキナ』(2016)など映画ファンの間で注目された作品が目立ちます。本作も映画ファンの間で口コミが広がることを期待したいですね!

さらに、本作には渡辺謙さんが出演しています。
今や名実ともに日本を代表する俳優といえる“世界のケン・ワタナベ”が、これまでに出演した主な洋画作品を見てみましょう。

ザ・クリエイター,渡辺謙.ジョン・デヴィッド・ワシントン,ディズニー

本作で監督・脚本を務めるギャレス・エドワーズとタッグを組むのは『GODZILLA ゴジラ』(2014)以来2度目となります。その『GODZILLA ゴジラ』(2014)をはじめ、ほとんどが興収30億円近くを達成していますね。
ゴジラ、ピカチュウ(ポケモン)、トランスフォーマーといったすでに世界的な人気を誇るコンテンツが原作となっている作品が多いのに対して、本作は完全オリジナルストーリーのため、同じくオリジナル作品の『インセプション』(2010年/興収35億円)にどこまで迫れるかはひとつ注目といえそうです。

映画は今週公開です。

 

※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
(C)2023 20th Century Studios

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