データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】時代劇作品・神木隆之介主演作品の興収は?
今週公開する作品をピックアップし、過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する、“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!
大名倒産 2023年6月23日全国公開
監督:前田哲
出演:神木隆之介、杉咲花、松山ケンイチ ほか
配給:松竹
大名倒産 関連作品の興収は?
ベストセラー作家・浅田次郎の時代小説を、『そして、バトンは渡された』などで今注目を集める前田哲監督が映画化。小四郎は、ある日突然、父から実は徳川家康の血を引く大名の跡継ぎであると知らされる。庶民から殿様へと転身するも、その藩は100億円もの借金を抱えており…。殿になった途端に次々とピンチに見舞われる、巻き込まれ系プリンスと仲間たちによる愉快痛快・人生逆転エンターテインメント!
早速、過去10年の間に公開された時代劇作品をみてみましょう。
近年松竹が手掛ける時代劇コメディといえば、『超高速!参勤交代』(2014)の興収15.5億円を筆頭に、『殿、利息でござる!』(2016/興収13.7億円)、『引っ越し大名!』(2019/11.1億円)など、興収10億円は手堅く突破する人気コンテンツです。
時代劇というと、中高年向けの硬い作品のイメージを持たれがちですが、コメディ要素を絶妙に加えることで、老若男女問わず見やすいエンタメ作品となっていることが人気の理由の一つかもしれません。
また、出演者が豪華であるという点も魅力としてあげられるでしょう。本作においても、主演を務める神木隆之介さんに加えて、杉咲花さん、松山ケンイチさん、宮崎あおいさん、佐藤浩一さんなど、豪華な俳優陣が集結しています。
神木さんの過去の主演作品(2015年以降)をみてみましょう。
興収10億円を超える作品もあり、2019年に公開された『フォルトゥナの瞳』と『屍人荘の殺人』はそれぞれ興収13.7億円と10.9憶円を記録するヒットとなりました。
また、神木さんは現在放送中の連続テレビ小説「らんまん」(NHK)でも主演を務めており、今世間の注目度も上がっているため、本作の動員にも良い影響を与えそうですね。
最後に、本作でメガホンをとった前田哲監督の過去作品(2015年以降)をチェック!
ここ5年間で公開された映画の多くが興収11億円を突破しており、 昨年同じタイミングで公開された『そして、バトンは渡された』と『老後の資金がありません!』はどちらも12億円を突破するヒット作品になり、その年の映画賞も賑わせましたね。
今年もすでに2本の監督作品が公開されており、今注目の監督であることは間違いありません。本作の興収も期待できそうです!
映画は今週公開です。
※興行収入は一部、推定値を含む
※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
(C)2023映画「大名倒産」製作委員会
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