データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】高橋一生出演作品、特殊能力を持つ主人公が登場する作品の興収は?
今週公開する作品をピックアップし、過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する、“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!
岸辺露伴 ルーヴルへ行く 2023年5月26日全国公開
監督:渡辺一貴
出演:高橋一生、飯豊まりえ、長尾謙杜、安藤政信 ほか
配給:アスミック・エース
本作は、荒木飛呂彦による大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ作品で、2020年に高橋一生を主演に迎えて実写ドラマ化した「岸辺露伴は動かない」の劇場版。ルーブル美術館を舞台に、露伴が”この世で最も黒く、邪悪な絵”の謎を追う、芸術とエンターテインメントが融合した極上サスペンス。
岸辺露伴 ルーヴルへ行く 関連作品の興収は?
ドラマから引き続き、主人公・岸辺露伴を演じるのは高橋一生さんです。近年の出演作を見てみましょう。
〇高橋一生出演作品
演技力も定評があるいま人気の俳優さんですが、映画よりもドラマへの出演が多いようです。映画では、2021年公開の『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(興収24.8億円)の桂小五郎役で存在感を見せていました。
ドラマ「民王」「カルテット」「天国と地獄~サイコな2人」などで演じた、クセのあるキャラクターにはまり役が多い印象で、本作で演じた岸辺露伴役もまた、一度見たら忘れられないインパクトを残し大きな反響を呼びました。
さて本作は、シリーズ累計発行部数1億2千万部超を誇る荒木飛呂彦の人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ漫画『岸辺露伴は動かない』の実写化です。ジョジョファンを含む原作漫画ファン、同ドラマファンの動員がメインになりそうですが、どちらも未見の映画ファンにとっても楽しめる要素に注目してみましょう。
主人公の岸辺露伴は、人の心や記憶を本にして読み、指示を書き込むこともできる特殊能力をもつ漫画家です。同じように特殊能力を持つ主人公が登場する邦画(2015年以降公開)をみてみます。
本数はあまり多くはありませんが、興収10億円を超える作品もありますね。ジャンルも様々ですが、本作はフランスのルーヴル美術館を舞台に展開される「この世で最も黒く、邪悪な絵」の謎を追うサスペンスです。
そこで、2015年以降の重厚なサスペンス映画(邦画)の興収もチェックしてみます。
公開規模による差もありそうですが、特にコロナ前では興収10億円以上の作品が並び、『22年目の告白 -私が殺人犯です-』(2017)の興収24.1億円を筆頭に興収15億円を超える作品も多くありますね。ストーリー内容的にも幅広い層からの動員を期待できそうです。
本作は日本とフランスで撮影されました。中でも、ルーヴル美術館で撮影許可が下りた日本映画は『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』(2014年)以来2作目とのこと。大きなスクリーンでパリの名所を観られるのも醍醐味のひとつかもしれませんね。
最後に、海外での撮影が話題となった邦画(2015年以降)はこちらです!
映画は今週公開です。
※興行収入は一部、推定値を含む
※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
(C)2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
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