データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】山崎貴監督作品&子供主役映画の興収は?
今週末に公開する作品をピックアップし、過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する、“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!
『ゴーストブック おばけずかん』 2022年7月22日公開
監督:山崎貴
出演:城桧吏、新垣結衣、神木隆之介ほか
配給:東宝
子どもに人気の童話シリーズ「おばけずかん」を『ALWAYS 三丁目の夕日』『DESTINY 鎌倉ものがたり』の山崎貴監督が実写映画化。“おばけずかん”を手に入れた子供たちが、おばけの住む世界で様々な試練に挑む壮大な異世界冒険ファンタジーです。
映画ファンにとって、本作の一番の注目ポイントは山崎貴監督最新作という点ではないでしょうか。監督の得意とする映像技術で描かれる❝摩訶不思議な異世界❞には期待が高まります。これまでの山崎監督作品をみてみます。
『永遠の0』(2013)『STAND BY ME ドラえもん』(2014)の80億円超えをはじめ、いずれの作品も10億円を超える成績をおさめでいます。戦時中の物語からドラえもんまで、大人から子どもが楽しめるとても幅広い作品を手掛けられていますね。本作は実写ファンタジーということで、過去作品の中では興収32.1億円を収めた『DESTINY 鎌倉ものがたり』が一番近いでしょうか。子どもが主役の映画とはいえ、映画の大ヒットには大人の動員も欠かせません。本作においても大人も楽しめるかどうか大きなポイントになりそうです。
ちなみに、子どもが主役の実写映画といえば、『スタンド・バイ・ミー』『ハリー・ポッター』シリーズなど洋画にはヒット作が多い印象ですが、邦画ではどうでしょうか?
2000年までさかのぼっても、子供が主役の邦画はあまりないようです。『妖怪大戦争』(2005)は20億円の興収をおさめていますが、公開規模の関係もあってかヒット作は少ない印象です。山崎貴監督も、2000年に『ジュブナイル』が公開され11億円の成績を収めています。同作に出演した遠藤雄弥さんと鈴木杏さんが本作で再共演されることも話題になっていました。
さて、注目すべきは数少ない子ども主役映画で主演を演じた子役たちです。神木隆之介さんから芦田愛菜さんまで、成長されてからも役者として大活躍されている方々が名を連ねています。本作で主人公を演じるのは『万引き家族』で注目を集めた城桧吏さんです。500人以上のオーディションで選ばれ、一歩を踏み出す勇気が持てない、友達想いの少年を演じます。本作はもちろん、今後の活躍にも注目ですね!
映画は今週公開です。
※興行収入は一部、推定値を含む
※情報提供:プレコグ
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