データでヒット予報

【データで週末ヒット予報!】 役所広司主演作、VFXがすごい映画の興収は?

2024-10-22更新

過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!

八犬伝 2024年10月25日公開

監督:曽利文彦
出演:役所広司、内野聖陽、土屋太鳳、渡邉圭佑、鈴木仁、板垣李光人 ほか
配給:キノフィルムズ

山田風太郎の小説「八犬伝」を映画化。滝沢馬琴に役所広司、葛飾北斎に内野聖陽が扮する。2人の知られざる交流や馬琴が「八犬伝」執筆に込めた願いが描かれる<実>のパートと、「八犬伝」の物語を壮大なVFXを駆使して実写化した<虚>のパートが交錯する、誰も観たことがないエンターテインメント超大作。
<虚>のパートには渡邊圭介や板垣李光人、水上恒司など、今最も旬な俳優が出演するなど、脇を固める豪華キャスト陣も魅力。

八犬伝 関連作品の興収は?

「八犬伝」の物語を描く<虚>のパートと、その作者の創作の神髄に迫る<実>のパートが交錯して描かれる本作。
<虚>のパートでは、里見家の呪いを解くため運命に引き寄せられた8人の剣士たちの戦いをダイナミックなVFXで描きます。

そこで、VFXが話題になった作品の映画をチェックしてみましょう。今回は、一般社団法人VFX-JAPANが主催するVFX−JAPANアワード」で劇場公開実写映画部門の最優秀賞を受賞した作品をピックアップしてみました。

八犬伝 興行収入 VFX

やはり優れたVFX技術が施された映画はスクリーンでの見ごたえもあり、「永遠の0」(興収87.6億円)「シン・ゴジラ」(興収82.5億円)「ゴジラー1.0」(興収76.5億円)といった大ヒット作も多く、好成績の作品が並びます。同賞の常連で、「ゴジラ-1.0」では邦画初のアカデミー視覚効果賞を受賞した山崎貴監督も本作を絶賛しており、ますます期待が高まりますね。
本作でVFXスーパーバイザーを務めた上杉裕世さんは、ILM(ジョージ・ルーカスが設立したVFX制作会社)で「スターウォーズ」「アベンジャーズ」など数々のハリウッドメジャー映画の制作に携わっており、お二人と曽利監督の鼎談も要チェックです!(映画『八犬伝』|映画とVFXの最前線!スペシャル鼎談 【フルバージョン】

その「八犬伝」の世界で剣士を演じ、VFXと融合した見事なアクションを披露するのは、いま若者を中心に人気を集める若手実力派俳優の面々です。8人も揃うという豪華さも見逃せません。
続いては、過去に当時の人気手実力派俳優が勢ぞろいした作品の興収を見てみましょう。

八犬伝 興行収入 若手俳優

興収20億円を超える好成績の作品が多く並びます。漫画原作ものが多いですが、勢ぞろいすると、各キャストファンの動員の影響も大きそうです。本作も公開を心待ちにしているファンも多そうです。

一方、<実>のパートで「八犬伝」を生み出した作家・滝沢馬琴を演じるのは、役所広司さんです。
近年の役所広司さん主演映画はこちらです。

八犬伝 興行収入 役所広司

幅広い役柄を演じ、日本映画界になくてはならない名優です。昨年公開された『PERFECT DAYS』(興収12億円)では第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞し、世界的な注目を集めました。本作では、失明してもなお執筆を諦めず、親友・葛飾北斎と家族たちに支えられながら28年の歳月をかけ「八犬伝」を書き上げる主人公を演じます。
<虚>のパートのアクションと、役所さんが魅せる<実>のパートの人間ドラマがどのように交錯していくのか、楽しみです。

最後に、本作でメガホンをとる曽利文彦監督作品もチェック!

八犬伝 興行収入 曽利監督

映画は今週公開です。

 

※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
(C)2024「八犬伝」FILM PARTNERS.

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