データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】阿部サダヲ、上戸彩の出演作品、池井戸潤原作作品の興収は?
今週末に公開する作品をピックアップし、過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する、“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!
シャイロックの子供たち 2023年2月17日公開
監督:本木克英
出演者:阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太 ほか
配給:松竹
累計発行部数60万部を突破した池井戸潤の同名小説が、遂に映画化。昨年、WOWWOWにてドラマ化されて話題になりましたが、映画では小説ともドラマとも展開が異なる完全オリジナルストーリーが展開します。東京第一銀行のとある支店で起きた、現金紛失事件をきっかけに、とんでもない事実が発覚する世紀の大暴露エンターテイメントです。
シャイロックの子供たち 関連作品の興収は?
早速、主演の阿部サダヲさんの過去の主演作品の成績をみてみます。
主演作品の多くが興収10億円以上を記録しています。昨年公開された『死刑にいたる病』では、不気味なサイコパス役を演じられたことが大変話題となりましたね。その好演が評価され、第46回日本アカデミー賞の主演男優賞を受賞されました。さまざまな役柄に挑戦され、そのどれもが強い印象を残す阿部さんが本作で挑むのは、一見どこにでもいそうな銀行員。普通の会社員も阿部さんが演じるとなると期待が高まります。
続いて、阿部さんと一緒に事件の裏側を探る同僚を演じた上戸彩さんの過去の出演作品をみてみましょう。
40億円を超える『テルマエ・ロマエ』シリーズの大ヒットもありますが、2017年に主演した『昼顔』では、テレビドラマ放送時から多くの女性の心を掴み、23.3億円のヒットとなりました。今回は、約5年半ぶりの映画出演となります。
続いて、本木克英監督の過去の作品の成績をみてみます。
本木監督が池井戸潤さんの原作を手掛けるのは、興収17.4億円を記録した『空飛ぶタイヤ』(2018年)以来2度目となります。本作と『空飛ぶタイヤ』は、企業を舞台に、働く人に問いかける内容であるという点が一致しているため、似た客層の動員が期待されます。初週土日の興収は、『空飛ぶタイヤ』の2.6億円がひとつの目標になりそうです。
最後に、多くの作品が映像化されている池井戸潤さん原作の映画作品をチェック!
池井戸潤さんの映像化作品といえば、平均視聴率20%を記録し、社会現象にもなったテレビドラマの「半沢直樹」シリーズ(TBS系)が有名ですが、映画化作品も安定したヒット作となっており、その人気の根強さが伺えますね。(ちなみに、本作では半沢直樹のあの名セリフが登場するようですので、注目です!)
本作は、出演作品の多くがヒット作となっている阿部さんと上戸さんの共演、そして根強いファンがいる池井戸潤さん原作作品という点において、興収10憶円突破は期待できそうです!
映画は、今週公開です。
※興行収入は一部、推定値を含む
※情報提供:プレコグ
(C)2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
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