データでヒット予報
【データで週末ヒット予報!】岡田准一主演作品、綾野剛出演作品、リメイク作品の興収は?
今週公開する作品をピックアップし、過去の関連作品の成績データを踏まえてヒットを予測する、“データで週末ヒット予報”。今回はこちら!
最後まで行く 2023年5月19日全国公開
監督:藤井道人
出演:岡田准一、綾野剛、広末涼子、磯村勇斗 ほか
配給:東宝
本作は、2014年に公開し、大ヒットを記録した同名韓国映画のリメイク作品です。人をはねた刑事と追う警察官の96時間の物語が、圧倒的な緊張感とスピ―ド感、時折クスっとと笑ってしまうコミカルさをスパイスに展開されます。極限まで追い詰められていく刑事の姿を描いた、サスペンス・エンタテインメントです。
最後まで行く 関連作品の興収は?
ひとつの事故をきっかけに陰謀に巻き込まれていく主人公の刑事を岡田准一さん、それを追う謎の監察官を綾野剛さんが演じます。
ドラマ・映画共に出演作の多いお二人ですが、2015年以降に公開された映画の興収をみてみましょう。
〇岡田准一主演作品
岡田さんは毎年主演作が公開されており、安定した興収を収めています。岡田さんと言えば本格的なアクションが大きな魅力で、今作でも二人の対決シーンも大きな見どころとのこと。一方で予告編からも感じられるのが笑いの要素。実際イベントでも本作を「喜劇、コメディ」と紹介するほど、良いスパイスになっているようです。アクション+笑いといえば、近年の岡田さん主演作ではシリーズ累計興収30億円を超える『ザ・ファブル』が近いテイストでしょうか? アクションあり、サスペンスあり、コメディありとなれば、幅広い客層の動員が期待できそうです。
〇綾野剛出演作品
続いて綾野剛さんです。毎年非常に多くの作品に出演されていますね。配給会社や公開規模により興収には差がありますが、大きなインパクトを残す役柄が多い印象です。本作は東宝配給で興収10億円突破は狙えそうです。
ちなみに、岡田さんとは2010年公開の『SP THE MOTION PICTURE 野望篇』以来13年ぶりの共演で、本作でメガホンを取った藤井道人監督とは、2021年に公開された『ヤクザと家族 The Family』(興収約5億円)とドラマ「アバランチ」(CX系)に続き3度目のタッグとなります。
さて、本作は2014年に公開された韓国映画『最後まで行く』のリメイク作品です。韓国では5週連続No.1を記録したヒット作で、これまで中国、フランス、フィリピンでリメイクされています。フランス版『レストレス』は今年2月にNetflixで一斉世界配信され、フランスをはじめ世界でネットフリックスグローバル映画ランキング1位になりました。
近年、海外作品を日本でリメイクした作品にはどのようなものがあったでしょうか・・・?
韓国映画のリメイクが多く並びますね。さまざまなジャンルがありますが、本作と同じクライム・サスペンスとして、2017年に公開され、興収24.1億円を記録した韓国映画のリメイク作品『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』が参考になりそうです。プロデューサーも同じ方が務めており、本作においても同じくらいのヒットの戦略がありそうです。
最後に、本作の主人公は刑事ということで、2015年以降に公開された警察官を主人公にした作品もチェックしておきましょう!
10億円を超えるヒット作はテレビドラマシリーズの劇場版が多いですが、全体的に安定した人気があるようです。
映画は今週公開です。
※興行収入は一部、推定値を含む
※情報提供:プレコグ
※赤字=興収10億円以上
(C)2023映画「最後まで行く」製作委員会
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