調査レポート

好きな映画監督ランキング(国内編)海外でも評価される監督が上位を独占!

2024-04-08更新

KIQ REPORTでは2024年3月11日(月)~18日(月)に、全国15歳~69歳の男女779人の映画ファン(半年に1本程度劇場で映画鑑賞する人)を対象に「好きな日本の映画監督」について聞いてみました。(海外編はこちら

結果はこちらです!

 

2位に圧倒的大差をつけて1位に輝いたのは…、宮崎駿監督でした!!
ほぼすべての性・年代区分で1位を獲得し、幅広い世代から非常に高い支持を得ていました。
みなさんご存じのとおり、昨年は10年ぶりに自身が脚本・監督を手がけた『君たちはどう生きるか』が公開され、見事アカデミー賞 長編アニメーション賞を受賞しましたね。改めて、宮崎駿ワールドが好きだ!と実感した方も多かったのかもしれません。

そんな中、年齢別で唯一60代でトップにランクインしたのは、全体2位の黒澤明監督です。
黒澤監督は、海外の映画祭でも数々の賞を受賞するなど、戦後、世界の映画人に大きな影響を与えた日本人監督の1人です。(代表作:『羅生門』(1950)、『生きる』(1952)、『七人の侍』(1954)、『影武者』(1980)など)
40代以上の支持が高く、映画ファン層では、やはりヘビーファン(月に1本以上劇場で映画鑑賞する人)から多くの票を獲得していました。
故人でランクインしたのは黒澤監督と8位の小津安二郎監督の2名でした。お2人が時代を超えて語り継がれる偉大な監督であることを再認識できる結果となりました!

今回は、宮崎監督と同じく、アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した6位の山崎貴監督をはじめ、過去に三大国際映画祭でのノミネート・受賞歴を持つなど、海外で高い評価を得ている監督が多数ランクインする結果となりました。
そうみると、8位に三谷幸喜監督がランクインしたことは、監督のブランドの強さを感じさせる快挙となりました!さらに、三谷監督はランクインした現役監督の中で唯一、直近2年間で公開された作品がありませんでしたが、今年は待望の新作『スオミの話をしよう』が9月13日に公開されるため、さらなる注目が集まりそうですね。

また、4位の新海誠監督は圧倒的に10代から支持を集め、7位の山田洋次監督は半数以上の票を60代から獲得。さらに、5位の北野武監督と6位の山崎貴監督は、圧倒的に男性から多くの票を獲得と、今回は監督によって性別や年齢別での支持層に偏りが見られる傾向にありました。

 

いかがでしたでしょうか。
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【調査概要】
調査時期:2024年3月11日(月)~18日(月)
調査手法 :インターネット調査 ※自由回答(FastAsk利用)
調査対象:計779人(15~69歳の男女)
調査定義:ヘビー層:月に1本以上劇場で映画鑑賞する人/ライト層:半年に1~3本程度劇場で映画鑑賞する人)

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